【目標達成】決意したのに出来ない、目標が達成できない理由とは? 100%の決意

『決意したのに目標が達成できない理由は、100%決意できていないからです』

 

どういう事か?

 

多くの人は、何かをやろうと強く決意しても、せいぜい90%くらいしか決意できていません。

残りの10%は逃げ道です。

 

「よし、これからは毎日〇〇をやろう!
  …でも、今日は疲れてるし明日から...」

 

「もう2度と〇〇はやらない!

  ...最後に1回だけ...」

 

 

僕ら哺乳類は恒常性維持機能(ホメオスタシス)を持っています。

そしてこれは僕らの肉体だけでなく、精神面にも強力に作用しています。

 

現状を維持しようとする機能です。

例えばあなたは昨日まで無事に生きてこられました。

だから昨日までの自分を維持していくことが、

生きていく上では賢い選択なのです。

 

これは大切な機能ですが、変化したい場合は大きな障壁にもなります。

決意しても完全に変わるのは怖いので、逃げ場を残しておくというわけです。

これが10%の逃げ道です。

 

実は、失敗した時の言い訳も、用意しているのです。

 

 

しかしこれが僕らを苦しめます。

そして目標達成の大きな障壁となるのです。

 

逃げ道があると言うことは選択肢があるという事です。

“達成しない方向”への選択肢がのこされているのです。

 

「〇〇しなきゃ、でも面倒くさい...いや、やらなきゃ...

   まてよ? 後でいいかな?  いや、だめだ、う〜ん」

 

何かをやろうと思った一瞬にこんな思考が湧いてきた事はありませんか?

 

そうです。残しておいた10%の選択が暴れまわっているのです。

 

しかも本能の方は当然現状を維持しようとするわけですから、

やらない選択への引力は非常に強い。

 

これは辛いですよ。

僕らは生存本能で“選択肢の保存”をしたがります。

これは有効な場合もありますが、その選択肢の内容を問わないわけです。

 

この場合は選択肢を残すことで思考が無駄に複雑化するんです。

そして意志力のパラメーターがガリガリ削られて行く。

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目標が達成出来ないどころか、楽をするために作った選択肢、逃げ道が余計に自分を追い込んでしまう。

「何があっても、毎日〇〇をやる」
「何があっても、絶対〇〇はやらない」

100%の決意をした瞬間、楽になります。

余計な選択肢が排除され、考えるべき重要な事だけを考えられる
ようになります。

 

そして、着実な行動。

極端なことをやろうとして失敗するのではなく、

小さくても良いので目標達成に寄与する行動をやる。100%の決意を持ってです。

 

新しい行動は初動が一番大変です。

慣性の法則です。

 

初速が付けば、現状維持機能もシフトして行きます。

 

僅かでも変化するからこそ、

違う感情、違う行動が生まれ、
違う結果、新しい現実を手に入れる事が
できるようになるわけです。

 

100%決意した瞬間、楽になれるし、新しい現実が動き始めます。