高校デビュー、大学デビュー、、今度こそデビューしたい陰キャラのお前へ きもい二元論に左右されないスタイルの提案。
おれ、陰キャでいいや
入学、クラス替え、新たな集団が形成される時、必ず築かれるパワーバランス。
学生にとってそれはスクールカーストとして、何よりもリアルに自己認識を決定づけるものの一つとして、生々しく存在する。
陰キャと陽キャ
陰キャの定義は様々だが、自身を陰キャだと自覚している君には、そのつまらない二元論に一切左右されない往生際の悪さを持っていて欲しい。
陰キャになるか、陽キャになるかを分かつ要因はたくさんあるが、最も大きな要因はその人の内向性、外向性だ。
内向的な陽キャも居るには居るが、外向的な陰キャなどほとんどいない。
そもそもその人の内向性、外向性を含めた性格や知能などの性質は遺伝でほぼ全てが決まる。
そしてその人がどのような人間になるのかは、遺伝と環境により全てが決まるのだ。
性格などの根本的な事柄は無理に変えようとしても徒労に終わる。
しかし、物事は表裏一体であり、マイナスの裏には必ず何らかのプラスがある。
あなたは自分の性質を変えることよりも、その性質を生かすことを考えなければならない。
ここで邪魔になってくるのが先程の陰キャと陽キャの様な二元論だ。
二つに分けることが問題なのではない。
陰キャ という言葉に、マイナスのイメージが含まれているのが問題なのだ。
“陰キャ“ではなく“内向性が高い“
陰キャはデビューして克服するものなどではない。
そもそも概念として存在を認める必要もない。
今の学生の間では、陰キャか陽キャかと言ったような話がしばしば展開される。
「3組の藤野?、あー、あのキモい陰キャね、」
散々陰キャだの陽キャだの言っておいて何だが、このクソのような二元論、これに自己認識を歪められたかわいそうな若者がどれだけいることか。
あなたの自己認識の中に“陰キャ“の文字があるなら、“内向性が高い“に書き換えておいて欲しい。
青春時代の自己認識はその人のその後の人生に多大なる影響を与える。
だからあなたには、いくら、顔面がキモい、コミュ障、など陰キャと言われる他の要因が思いうかぼうとも、内心でだけは“内向性が高いだけ“ としてネガティヴな認識フレームを意地でも受け入れない頑固なスタイルを提案したい。
最後に勝つのは
最後まで勘違いを続けられた
筋金入りの勘違い野郎
なのだ
そして勘違いはいつか本物になる。
人間界において、存在は名付けにより決定される。
陰キャラ
と言う認識フレームにセルフイメージを侵されてはならない
陰キャラと言う言葉にセルフイメージを固定化されることだけは避けなければならない
つまり、「陰キャだから〇〇できない」的な思考回路を形成させない必要がある。
もし、周りの人間がガラッと変わるタイミングがあれば「デビュー」すればいい。
しかし、多くの陰キャはその陰性が板につきすぎてデビューなど到底出来ないと感じるだろう。
解決策はシンプルだ。
「ああ、俺は陰キャさ、それでいい だからなんだ?」
という“攻撃的な開き直り”の姿勢にシフトすること。
これは陰キャというラベリングに対しての“負い目”、“弱者意識”を打ち消す働きがある。